💡 SEOツール市場の「想起」と「信頼」の実態
株式会社EXIDEAが実施した「カテゴリーブランディング白書 vol.12」では、有料SEOツール市場におけるBtoB購買プロセスでの「ブランド想起」の影響度が詳細に分析されています。この調査は、過去1年以内にSEOツールの選定・導入推進・検討に携わった200名を対象に行われました。
🔍 調査結果のハイライト

今回の調査から、以下の3つの重要なポイントが浮かび上がりました。
- 無料ツールを提供するGoogleが想起17.7%でトップであるものの、選定候補では「Search Console」に「Ahrefs」が並ぶ結果となりました。
- 信頼度を示す「1位率」ではAhrefsが69.1%で圧倒的な支持を獲得。商談実施においても、専門性の高い有料ツールが無料ツールを上回っています。
- 商談前の認知が選定に影響したと65.0%が回答。「知名度だけでは不十分で、選定候補として思い出されるための戦略が問われる」ことが示されています。
詳細な調査結果は、以下のリンクからダウンロードできます。ぜひご活用ください!
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📊 認知度と想起順位の現状
SEOツール領域の企業に対する認知度調査では、Google LLCが63.5%で最多となりました。次いでAhrefs Pte. Ltd.が49.0%、Semrushが44.0%と続きます。しかし、「SEOツールと聞いて最初に思い浮かぶ企業・サービス」という自由回答形式の質問では、Googleが17.7%で最も多く想起され、有料ツールではパスカル、ミエルカSEO、Ahrefsなどが続きました。


選定候補、実商談、商談前の認知いずれにおいても「Search Console」が上位を占め、有料ツールでは「Ahrefs」や「ミエルカSEO」がそれに続く形となりました。

🤝 BtoB購買における「事前認知」の絶大な影響力
今回の調査で特に注目すべきは、導入担当者の65.0%が「商談前に知っていたブランドが選定・意思決定に影響した」と回答した点です。これは、商談に至る前の段階でいかにブランドが認知され、信頼されているかが、最終的な購買意思決定に大きく寄与することを示しています。

事前認知が影響を与えた具体的な理由としては、「他社と比較する際の基準になったから(59.2%)」が最多で、「安心感があり、検討しやすかったから(54.6%)」や「提案内容への信頼度が高まったから(45.4%)」も上位に挙げられました。これは、事前にブランドを知っていることが、顧客にとって比較検討の軸となり、心理的な安心感や信頼感を醸成する上で極めて重要であることを物語っています。

✨ 信頼度で突出するブランドと分散市場の課題
「最も信頼できる・選びたい」ブランドを尋ねた質問では、Ahrefsが「1位率」69.1%で圧倒的な支持を集めました。これは、Ahrefsを選んだ回答者のうち、約7割が同ブランドを第一候補として評価していることを意味します。この高い信頼度は、製品に対する深い確信があるからこそと言えるでしょう。

一方で、有料SEOツール市場は「ミエルカSEO(28.5%)、Keywordmap(27.0%)、Ahrefs(24.5%)、Semrush(24.0%)」と、各社の最終導入検討シェアが30%未満で横並びになっている「分散市場」であることが判明しました。

EXIDEAの取締役副社長 兼 COOである塩口哲平氏(写真下)は、この状況について、「このカテゴリーにおいて『これを買っておけば間違いない』という絶対的な基準(物差し)がまだ市場に定義されていないことを意味します」と分析しています。

🚀 分散市場を制するためのカテゴリーブランディング戦略
塩口氏は、今回の調査結果から見出せる課題と、それを乗り越えるための「カテゴリーブランディング」の重要性を強調しています。
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「インフラ的認知」と「専門的信頼」の棲み分け: 無料ツールのGoogle Search Consoleが「インフラ的認知」を確立している一方で、有料専業ツールは「専門的信頼」で差別化を図る必要があります。
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商談フェーズでの勢力図の変化: 認知度や想起率でGoogleが優位でも、実際に商談に進むとAhrefsのような専門性の高い有料ツールが強い存在感を示します。これは、導入担当者がより踏み込んだ解決策を求めている証拠です。
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信頼を示す「1位率」の重要性: Ahrefsの圧倒的な信頼度は、純粋想起率の低さを補完する形で、製品への強い信頼(プロダクト・バイアス)があることを示唆しています。
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「Google+α」の物差しを誰が担うか: 分散市場において、各社は「Search Consoleが前提にある中で、なぜ自社のツールに追加投資すべきか?」という問いに答える必要があります。国内勢のミエルカSEOやKeywordmapがAhrefsと競り合っているのは、日本独自の市場環境に合わせた活用基準を提示できているからかもしれません。
塩口氏は、「機能競争という“選ばれる側”の戦いを脱却し、『これからのSEOを正しく評価するための基準』としての地位を誰が最初に確立するかが、今後の勢力図を決定づけます」と述べています。
🎯 カテゴリーブランディングの要諦
今の有料SEOツール市場は、絶対的なリーダーが不在の「空白地帯」です。このような状況で市場を制するためには、単に露出を増やすだけでなく、自社の得意領域を「これこそがSEOの最重要評価基準だ」という基準として定義し、市場に定着させることが不可欠です。
ブランドが自らの主張を市場の共通言語として確立したとき、それは比較検討の対象から、無意識に選ばれる「信頼のインフラ」へと昇華します。95%の「今は買わない層」に対し、Ahrefsのような深い信頼を維持しつつ、Googleのような想起の瞬発力をいかに獲得するか。この両輪を回し、自社を比較検討の起点に据えることこそが、分散市場を制するカテゴリーブランディングの正解と言えるでしょう。
📅 今後の展望
EXIDEAは、本調査シリーズを全16カテゴリー(経費精算システム、タレントマネジメント、電子契約、MAツール等)にわたって順次発表していく予定です。これらの調査結果は、「カテゴリーブランディング白書 2026年版」として取りまとめられ、2026年4月に発表される予定です。今後の発表にも注目しましょう!
🔗 関連情報
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詳細情報・資料ダウンロード: カテゴリーブランディング白書 vol.12
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株式会社EXIDEA: 公式ウェブサイト
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BtoBブランディング W/A: 詳細はこちら
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