LP制作が3週間から1時間に短縮!ピースウィンズ・ジャパンが実現した「属人化させない」マーケティング基盤構築の秘訣とは?

NPO/NGOが直面するDXの壁を乗り越える

近年、非営利組織(NPO/NGO)においても、支援者との関係構築のデジタル化は避けて通れない課題となっています。しかし、多くの組織では専門人材の不足やデータの属人化が大きな障壁となり、デジタル変革(DX)の推進を困難にしています。

世界41の国と地域で人道支援を展開し、累計受益者数2,890万人を超えるピースウィンズ・ジャパンも、活動規模の拡大とともに、寄付者や支援者との関係を中長期で深めるための基盤整備が急務でした。

彼らが抱えていた具体的な課題は以下の通りです。😥

  • 制作の遅延: LP制作が外部委託と手作業に依存し、公開までに2〜3週間を要していました。

  • 業務の属人化: メルマガ配信やCTA設置といった重要な業務が特定の担当者に集中し、組織全体での運用が困難でした。

  • データの分断: Googleフォームなどで取得した支援者データが基幹CRM(Salesforce)と連携されず、データが十分に活用されていませんでした。

これらの課題により、施策の実行には常に専門知識が不可欠となり、改善サイクルを迅速に回すことが難しい状況でした。

SalesforceとHubSpotの統合がもたらす変革

このプロジェクトでは、既存のSalesforceを基幹CRMとして維持しつつ、HubSpotをマーケティング施策の実行基盤として活用する方針が明確にされました。両ツール間で扱うデータの範囲や連携ルールを精緻に定義することで、数値の乖離を最小限に抑え、信頼性の高い運用体制を構築。さらに、LP、フォーム、CTA、メールといったマーケティング施策の起点をHubSpotに集約しました。

この再設計により、特定の担当者に依存することなく、コミュニケーション部全体で施策を実行できる体制が整備され、施策の立ち上げや改善にかかる負荷が大幅に軽減されました。これにより、組織全体のマーケティング能力が向上し、より迅速かつ柔軟な対応が可能になったのです。🚀

劇的な業務効率化とマーケティングコンタクト数の増加

運用体制の整理と統合は、具体的な定量成果として現れています。📊

  • LP制作・公開: 従来の2〜3週間から、最短1時間〜2営業日へと劇的に短縮されました。

  • メルマガ作成: 1通あたり約1時間の工数削減に成功しました。

  • CTA作成・設置: 3時間要していた作業が1時間以内で完了するようになりました。

  • コンタクト数: フォーム統合によるデータ活用がスムーズになり、1年半で17万件から23万件へと大幅に増加しました。これは、支援者との接点が増え、関係構築の機会が拡大したことを意味します。

現在、ピースウィンズ・ジャパンでは、支援者一人ひとりの関心や行動に応じた「パーソナライズされたコミュニケーション」の強化に注力しています。画一的な情報配信ではなく、状況に応じて内容を出し分けることで、「必要な人びとに、必要な支援を」という理念をマーケティングの側面から支えています。今後もAI機能を既存のプロセスに自然に組み込む「AIとの共生」を前提に、さらなる活用検討を進めているとのことです。💡

株式会社100(ハンドレッド)について

株式会社100は、HubSpotを中心としたCRM導入・活用支援およびAI活用支援を行う企業です。マーケティング・営業・カスタマーサポートを横断した業務設計と、CRM定着に向けた運用支援を提供しています。日本企業で唯一「Rookie of the Year(APAC)」を受賞し、2024年には「HubSpot Best Sourcing Partner in Japan」に選出されるなど、その実績は高く評価されています。

この成功事例の詳細は、株式会社100のウェブサイトで公開されています。ぜひご覧ください!👇

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