【中小企業必見】「取適法」施行3ヶ月!3人に1人が法改正を知らずに取引継続の衝撃実態が判明

調査概要:現場の「知らない」が招くリスク

この調査は、全国の発注側企業担当者500名、受注側企業担当者500名を対象に、オンラインアンケート形式で2026年3月26日から3月30日にかけて実施されました。

<調査サマリー>

  • 驚くべきことに、3人に1人が「そもそも取適法を知らない」と回答しました。

  • 契約書締結なしの取引や、手数料負担を継続している現場が約3割にものぼり、良好な信頼関係が法律違反のリスクを生む現状が明らかになりました。

  • 約15%の現場では手形支払いが行われており、不適切な取引とみなされる可能性のある「いつも通り」の慣習が一定数続いていることが分かりました。

3人に1人が「そもそも法律を知らない」という衝撃🚨

「取適法について知っていますか?」という質問に対し、発注側では33%が、受注側では45.4%が「知らない」と回答しました。施行からわずか3ヶ月で、これほどまでに情報が行き届いていない実態は、早急な認知度向上が求められることを示しています。

取適法について知っていますか?円グラフ

良好な信頼関係が落とし穴に!契約書締結なしの取引が約3割😱

2026年1月以降、業務委託契約書を締結せず、口頭やメール等のやり取りだけで契約した経験があるか尋ねたところ、発注側で28.6%、受注側で30.6%が「ある」と回答しました。

契約書締結なしの取引の有無円グラフ

その理由としては、発注側では「『契約書なしでよい』と提案した/言われた」(71名)、「取引先との関係が長く、信頼しているため」(48名)が多く挙げられました。一方、受注側では「取引先の手間を減らしたかった」(79名)、「競合他社よりも柔軟に対応したかった」(58名)が上位を占めました。

契約書締結なしの理由_発注側棒グラフ

契約書締結なしの理由_受注側棒グラフ

両者ともに相手への配慮や長年の関係性を重視していることが伺えますが、これが結果的に無防備な取引環境を生み出し、知らず知らずのうちに法律違反のリスクを招いている現状が明らかになりました。

“良かれ”の気遣いが裏目に出る?3割の現場で続く手数料負担の慣習💸

業務委託取引の支払いにおいて、2026年1月以降に振込手数料を負担してもらった経験がある発注側は19.6%、負担した経験がある受注側は34.8%にのぼります。

振込手数料負担の有無円グラフ

発注側では「慣習的に取引先が振込手数料を負担しているため」(55.1%)、受注側では「取引先へのサービスとして実施」(43.1%)が主な理由でした。このように、これまでの慣習や「良かれ」という気遣いが、公正な取引基準から逸脱する要因となっていることが示されています。

振込手数料負担の理由円グラフ

約15%の現場でいまだ続く手形支払い「いつも通り」が違反リスクに⚠️

2026年1月以降、業務委託取引の支払いについて手形で支払った、または支払いを受けた経験があるかという質問には、発注側で14.4%、受注側で17.2%が「はい」と回答しました。

手形支払い有無円グラフ

その理由の最多は、両者ともに「慣習的に取引先への支払いは手形で受けている/行っている」でした(発注側:48.6%、受注側:61.6%)。取適法では対象取引における手形払いが原則禁止されていますが、長年の慣習が根強く残っている実態が浮き彫りになりました。

手形支払い理由円グラフ

弁護士からの提言:全社員がルールを知る必要性

ユニヴィス法律事務所 目黒オフィスの弁護士、五十嵐良平氏は、今回の調査結果について「取適法の内容を知らないままでいると、思わぬ法律違反をしてしまうリスクがあることが浮き彫りになりました。経営層や管理部門だけではなく、現場の全社員が護身術的に取適法で定められたルールを知る必要があります」とコメントしています。

さらに、「業務委託取引を発注する企業と受注する企業の双方が取適法の内容を知り、お互いに『相手を法律に違反する企業にしない』ような配慮をしてあげることが、長年の信頼関係をより現代的かつ継続的なものにし、これからも気持ちよく取引をすることにつながる」と語り、相互理解と配慮の重要性を強調しました。

中小受託取引適正化法(取適法)とは?

取適法は、事業者間の業務委託取引において中小事業者の利益を保護し、取引の適正化を図るために、旧下請法を改正して制定された新しい法律です。近年の物価高騰やエネルギーコスト上昇といった厳しい経済情勢の中、中小受託事業者が不当な負担を強いられることを防ぎ、物価上昇を上回る賃上げを実現できる健全な取引環境を整備することを目的としています。

freeeが提供する法対応ソリューション✨

このような課題に対し、freeeは企業が安心して業務委託取引を行えるよう、以下のサービスを提供しています。

freee法対応ガイド

「freee法対応ガイド」は、「概要理解」「社内方針策定」「社内周知&浸透」の3つのステップで法対応をサポートするプロダクトです。年間の法対応スケジュールが一目でわかるカレンダー機能や、職種ごとに法対応範囲を簡単に特定できるタグ検索に対応。管理者は社内の担当者を招待し、対応状況の確認と共有が可能です。

➡️ 詳細はこちら: freee法対応ガイド

freee業務委託管理

「freee業務委託管理」は、受注者との契約・発注・請求・支払いを一元管理するクラウドサービスです。「無自覚な法令違反を回避し、安心安全な取引を」というビジョンを掲げ、取適法、フリーランス法、インボイス制度、電子帳簿保存法など、各種法令に対応しています。このサービスを通じて、発注書の発行から請求書回収までの一連の業務を正確かつ効率化し、発注者・受注者双方にとって安心安全な取引管理を実現します。

➡️ 詳細はこちら: freee業務委託管理

まとめ

今回の調査結果は、多くの企業が意図せず法律違反のリスクに晒されている現状を浮き彫りにしました。長年の信頼関係や「いつも通り」の慣習が、現代の法規制と乖離していることを認識し、適切な対応を取ることが急務です。

freeeが提供するソリューションを活用し、法改正にしっかりと対応することで、企業は安心して事業を継続し、より健全な取引関係を築くことができるでしょう。この機会に、自社の業務委託取引におけるコンプライアンス体制を見直してみてはいかがでしょうか?

フリー株式会社 会社概要

この記事を書いた人 Wrote this article

lightstone

TOP