「推し消費」から見えてくる顧客のホンネ
本調査における「推し」とは、「新商品をチェックしている」「発信情報はついつい見てしまう」「SNSをフォローしている」「家族や友人にお勧めしたことがある」といった行動と定義されています。物価高騰下でも選ばれる企業の特性を探るため、「推し消費」が調査の大きなヒントとなりました。
広範な知名度を持つ企業だけでなく、わずか1〜2票の少数回答であっても「その1人にとっては代え難い存在」である企業群に焦点を当て、「偏愛企業」として選出。これは、特定の顧客から深い愛情を得ているブランドの価値を浮き彫りにしています。
前回の調査「企業やブランドに対する『推し消費』」の詳細はこちらをご覧ください。
https://asobica.co.jp/news/Asobica251127
参考として、多くの消費者から支持を得ている「推し企業」の愛着ランキング上位企業も公表されています。

消費者が選んだ「偏愛企業」100社を大公開!
「代替不可能」とまで言われるブランド群、その「偏愛企業100社」には、Logicool、茅乃舎、ヤッホーブルーイング、セイコーマート、カリモク家具といった多様な企業が名を連ねています。これらの企業は、広範な知名度よりも、特定の顧客からの深い愛情や指名買いによるリピートによって支えられています。💖


偏愛企業を形作る5つの傾向
これらの偏愛企業は、独自のポジションを築いており、その特徴から5つの傾向に分類できることが明らかになりました。💡
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ガジェット沼・愛好家が唸る専門ブランド 💻
- その道のプロやマニアから絶大な信頼を得るブランド群。特定の用途における高い専門性が、熱狂的な支持を集めています。例:Logicool、Keyence、BOSE、Anker、エレコム、コーダーブルーム、SUBARU、カワサキ、ビアンキなど
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ブランド・世界観への憧れ ✨
- 機能だけでなく、ブランドが持つ哲学、ストーリー、あるいはデザイン性に共感し、そのブランドを使うことで自身のライフスタイルを体現できる企業。例:Snow Peak、バルミューダ、カリモク家具、Yogibo、生活の木、ブルーボトルコーヒーなど
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消費者の胃袋を掴む代替不可能の味・体験 😋
- 「あの店のあれが食べたい」という強い衝動を喚起する企業群。地域に根差した出店戦略や、代替不可能な「味」や「体験」を提供し、消費者の心を掴んでいます。例:さわやか、ラーメン二郎、551蓬莱、セイコーマート、成城石井、ロピア、ヨークベニマル、茅乃舎、ヤッホーブルーイング、タカキベーカリー、播磨屋など
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指名買いを促す消費者のパートナーブランド 🤝
- 「自分の肌に合うのはこれだけ」「コスパ最強」といった実体験に基づく深い信頼により、繰り返し指名買いされ続けているブランド。消費者に寄り添う姿勢が、強いロイヤリティを育んでいます。例:オルビス、Obagi、Tout Vert、CANMAKE、セザンヌ、ちふれ、ロムアンド、ZIPAIR、ジェットスターなど
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時間と情熱を注ぐ対象のブランド ❤️🔥
- 消費というよりも「応援」「没入」「コミュニケーション」が主目的となるグループ。Z世代やオタク層の熱量が最も高い領域です。例:Valorant、Steam、Discord、Cygames、京都アニメーション、メルカリなど
「N=1の熱狂」がこれからのマーケティングを動かす
今回の分析で特に興味深いのは、少ない票数しか入らなかった企業にも見られる熱量の高さです。特定の地域のスーパーやニッチなPC周辺機器メーカーへの票には、マス広告では測れない「顧客との絆」が色濃く表れていました。これは、テクノロジー・AI時代におけるマーケティングにおいて、企業が顧客一人ひとりの「N=1の熱狂」や「個々とのつながり」をいかに作り出すかが、今後の成功の鍵となることを示唆しているでしょう。🔑
顧客の本音を捉えるプラットフォーム「coorum」
Asobicaは、顧客の本音データを収集・分析するプラットフォーム「coorum(コーラム)」を提供しています。コミュニティツールやリサーチツールを活用し、顧客のデジタル上の行動データだけでは分からない、商品・サービスの利用実態や、行動の背景・感情といった「顧客の本音」を収集・可視化します。これにより、商品開発、ブランド戦略、マーケティング効果の最大化を実現し、あらゆる顧客体験(CX)の改善をサポートしています。📈

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