2026年1月発表!全国47都道府県5G通信速度実測調査:快適な地域はどこ?

調査概要 📝

調査にはスマートフォン「Google Pixel 7a」が用いられ、Googleの「インターネット速度テスト」サイトにて、1地点あたり下り(ダウンロード)と上り(アップロード)の通信速度、そしてレイテンシ(遅延時間)がそれぞれ3回ずつ実測されました。測定地点は、駅ホーム、県庁・市庁、大学、空港など、全国729地点に及びます。ネットワーク設定は「5G優先」とし、朝夕のラッシュアワーを避けた「閑散時間帯」に測定が行われました。

下り通信速度ランキング 🚀

都道府県別 下り通信速度 (トップ5とワースト5)

4社平均の下り通信速度で、最も速かったのは石川県で193.7Mbpsを記録しました。次いで福井県(192.1Mbps)、山形県(189.1Mbps)がトップ3にランクインしています。快適なインターネット利用には欠かせない下り速度ですが、これらの地域では特にスムーズな体験が期待できそうです。

一方、ワースト3は栃木県(83.4Mbps)、山梨県(87.3Mbps)、長野県(88.2Mbps)でした。全国平均は140.2Mbpsであり、これらの県では平均を大きく下回る結果となりました。上り通信速度については、トップの兵庫県が39.2Mbps、ワーストの長野県でも16.0Mbpsと、下り速度ほどの大きな地域差は見られませんでした。

5G受信地点比率 📶

都道府県別 5G受信地点比率 (トップ5とワースト5)

5Gの「つながりやすさ」を示す5G受信地点比率では、兵庫県が4社平均で92.7%とトップになりました。熊本県(90.6%)、東京都(89.6%)がこれに続き、都市部だけでなく地方でも5Gの普及が進んでいることが伺えます。

しかし、ワーストは山梨県の37.5%でした。新潟県(42.2%)、福島県(43.3%)も低い比率に留まり、地域によってはまだ5Gの恩恵を受けにくい状況があることが示されています。全国平均は67.9%でした。

レイテンシ(遅延時間)⏱️

都道府県別 レイテンシ (トップ5とワースト5)

データが送信されてから応答が返ってくるまでの時間を示すレイテンシは、数値が小さいほど快適とされます。最も短いレイテンシを記録したのは神奈川県で13.2ミリ秒でした。東京都(14.0ミリ秒)、埼玉県(14.9ミリ秒)と続き、首都圏での応答速度の速さが際立っています。

最も遅延が大きかったのは沖縄県で41.0ミリ秒でした。山口県(35.9ミリ秒)、佐賀県(34.5ミリ秒)も上位に位置しています。全国平均は23.1ミリ秒でした。

キャリア別のパフォーマンス 📊

事業者別 下り通信速度 上位都道府県

事業者別の下り通信速度では、それぞれ以下の都道府県がトップとなりました。

  • NTTドコモ: 石川県(256.7Mbps)

  • au: 福井県(326.4Mbps)

  • ソフトバンク: 秋田県(321.1Mbps)

  • 楽天モバイル: 和歌山県(134.3Mbps)

楽天モバイルは、下り通信速度では他社に差をつけられているものの、レイテンシでは良好な数値を記録している点が注目されます。また、今回の調査対象となった全国729地点において、どの事業者も電波の「圏外」となる地点はなく、全ての測定地点で4Gまたは5Gの電波を受信できたとのことです。

まとめと今後の展望 💡

今回の調査結果は、各都道府県やキャリアによって5Gの通信環境に差があることを明確に示しています。ICT総研は今後も、「つながりやすさ」や「通信速度」について、ユーザーが利用する様々なシーンを想定し、指標となる実測データを定期的に提供していく方針です。

詳細なレポートはICT総研のウェブサイトで確認できます。ご自身の利用地域やキャリアのパフォーマンスを比較検討する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人 Wrote this article

lightstone

TOP