- 2026年1月25日
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JR山手線は、東京の主要な駅を結ぶ大動脈です。その全30駅で、楽天モバイルの通信速度が実際にどのくらい出るのか、株式会社ALL CONNECTが運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」が実態調査を実施しました。楽天モバイルの契約数が1,000万回線を突破し利用者が増える中、「繋がりにくい駅がある」という声も聞かれます。本調査は、朝の通勤ラッシュ時に楽天モバイルがどの程度使えるのか、駅構造や混雑度が通信品質に与える影響を検証することを目的としています。

対象路線・駅数: JR山手線(全30駅)
計測日: 2025年12月
計測時間帯: 8:00〜9:00(朝の通勤時間帯)
使用端末: iPhone 15
使用プラン: 楽天モバイル Rakuten最強プラン
測定方法: 各駅ホームにてスマートフォンで下り・上り速度を計測
今回の調査で明らかになった主要なポイントはこちらです。
下り平均速度: 48.7Mbps(日常利用に十分な速度です)
下り最高速度: 249Mbps(高田馬場駅)
下り最低速度: 0.24Mbps(新宿駅)
上り平均速度: 22.8Mbps
駅による速度差: 最大1,037倍 😱

今回の実測調査では、最速の高田馬場駅(下り249Mbps)と最遅の新宿駅(下り0.24Mbps)の間で、なんと最大1,037倍もの下り速度の差が記録されました。この結果は、通信品質がSIMの性能だけでなく、駅構造、周囲のビル環境、混雑度、基地局の位置といった物理的な環境に強く影響されることを示しています。

高田馬場駅、鶯谷駅、巣鴨駅など、地上ホームで見通しが良く、比較的利用者が少ない駅では100Mbpsを超える高速通信を記録しました。一方で、新宿駅や池袋駅といった周囲を高層ビルに囲まれ、乗降客数が数百万人規模のターミナル駅では10Mbps以下の低速となりました。
下り速度で同一キャリア内で最大1,037倍の速度差を記録
通信品質は「SIM性能」よりも「駅環境」が決め手になる
地上ホーム(高田馬場・鶯谷など)は電波良好で高速
主要ターミナル(新宿・池袋)は混雑・ビル環境で低速
全30駅のうち、100Mbpsを超えたのは6駅(高田馬場・鶯谷・巣鴨・五反田・駒込・有楽町)でしたが、10Mbps未満の駅は15駅と半数を占めました。

| 順位 | 駅名 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | 計測時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 高田馬場 | 249 | 47.7 | 8:34 |
| 2 | 鶯谷 | 228 | 81.4 | 8:32 |
| 3 | 巣鴨 | 183 | 40.9 | 8:53 |
| 4 | 五反田 | 139 | 55.3 | 8:42 |
| 5 | 駒込 | 129 | 44.6 | 8:47 |
| 6 | 有楽町 | 108 | 44.7 | 8:06 |
| 7 | 神田 | 95.2 | 32.7 | 8:16 |
| 8 | 渋谷 | 80.9 | 36.9 | 8:58 |
| 9 | 浜松町 | 70.9 | 35.7 | 8:03 |
| 10 | 西日暮里 | 41.6 | 39.0 | 8:38 |
| 11 | 新橋 | 20.3 | 21.5 | 8:01 |
| 12 | 目白 | 13.9 | 52.8 | 8:16 |
| 13 | 新大久保 | 13.1 | 9.86 | 8:39 |
| 14 | 大崎 | 12.8 | 0.18 | 8:33 |
| 15 | 東京 | 11.5 | 16.9 | 8:10 |
| 16 | 日暮里 | 9.15 | 11.3 | 8:35 |
| 17 | 恵比寿 | 8.95 | 10.9 | 8:54 |
| 18 | 代々木 | 7.16 | 5.19 | 8:51 |
| 19 | 秋葉原 | 6.60 | 32.3 | 8:19 |
| 20 | 池袋 | 6.11 | 0.07 | 8:25 |
| 21 | 高輪ゲートウェイ | 5.96 | 0.08 | 8:15 |
| 22 | 品川 | 4.32 | 2.07 | 8:24 |
| 23 | 田町 | 3.88 | 1.55 | 8:09 |
| 24 | 御徒町 | 3.14 | 7.67 | 8:23 |
| 25 | 目黒 | 2.94 | 7.85 | 8:48 |
| 26 | 原宿 | 2.76 | 22.8 | 8:56 |
| 27 | 上野 | 2.17 | 7.62 | 8:28 |
| 28 | 大塚 | 0.87 | 9.49 | 8:57 |
| 29 | 田端 | 0.38 | 0.77 | 8:43 |
| 30 | 新宿 | 0.24 | 3.03 | 8:45 |
※本測定はベストエフォート方式の参考値です。
下り速度で高速だった上位5駅は、主に山手線の北部〜西部に位置し、地上ホームで見通しが良い駅が並びました。これらの駅では、4K動画のストリーミング(推奨25Mbps)も余裕でこなせる速度が記録されています。

地上ホームで見通しが良く、電波が届きやすい環境であること 📡
利用者数が比較的少なく、電波の「渋滞」が起きにくいこと 🚦
楽天モバイルの基地局が近くに設置されている可能性が高いこと 📶
下り速度で低速だった下位5駅には、新宿や上野といった主要ターミナル駅が含まれ、1Mbps以下の駅も3つありました。新宿駅の0.24Mbpsは、Webページの読み込みすら困難なレベルです。

利用者数が多く、電波の「渋滞」が発生していること 😥
駅構造が複雑で、電波が届きにくい環境であること 🏗️
楽天モバイルの基地局整備が追いついていない可能性が考えられます 🚧
主要ターミナル駅の中でも、渋谷駅は80.9Mbpsと高速でしたが、新宿、池袋、上野は10Mbps以下と苦戦しました。渋谷駅の高速化は、現在進行中の大規模再開発による駅構造の変化や電波環境の改善が影響している可能性があります。

新宿駅で0.24Mbpsという極めて低速な結果が出たのは、「駅構造」「利用者数」「基地局整備状況」の3つの要因が重なったためと考えられます。

地上ホームで見通しが良い駅は高速な傾向がありますが、新宿駅のように周囲を高層ビルに囲まれ、JR・私鉄・地下鉄が複雑に交差する巨大ターミナルでは、電波が届きにくくなります。
新宿駅は1日の乗降客数が約350万人と世界最多であり、朝8時台は電波の「渋滞」がピークに達していました。利用者数が多い駅ほど低速になる傾向があります。
楽天モバイルは2020年にサービスを開始した後発キャリアであり、地下駅や複雑な構造の駅では基地局整備が追いついていない可能性があります。しかし、2024年からプラチナバンド(700MHz帯)の運用を開始しており、今後、新宿駅のような主要ターミナルでも通信品質の改善が期待されます。
今回の調査では、楽天モバイルとUQモバイルの比較も行われました。楽天モバイルは平均速度(下り)がUQモバイルの約2倍でしたが、駅による速度のバラつきが大きく、安定感ではUQモバイルが優位という結果でした。

選び方の目安:
高速を求めるなら楽天モバイル(ただし駅による当たり外れがあります)
安定感を求めるならUQモバイル(どの駅でも10Mbps以上と安定しています)
新宿・池袋をよく使うならUQモバイルが安心かもしれません
高田馬場・鶯谷をよく使うなら楽天モバイルが圧倒的に速いでしょう
調査を担当した荒木孝博氏(株式会社Adeval 代表取締役)は、「同一キャリア内で最大1,000倍超の速度差が発生した点が最も特徴的でした。これはキャリア間の性能差というより、駅構造・周囲のビル環境・混雑密度といった物理環境が通信性能を支配していることを示しています。」とコメントしています。
特に新宿駅の低速化は、世界最大のターミナル駅における電波の「渋滞」が原因と分析されています。今後のプラチナバンド運用で、新宿駅のような複雑な構造の駅でも通信品質が大きく改善される可能性が高いと見ています。
楽天モバイルは平均速度48.7Mbpsと日常利用には十分な速度ですが、駅による速度差が最大1,000倍超と非常に大きく、「当たり外れ」があることが今回の調査で明らかになりました。データ無制限や楽天ポイント還元といった魅力がある一方で、通信速度は利用する場所によって大きく異なるという特性を理解しておくことが重要です。
ご自身の生活圏での電波状況を確認し、最適なモバイルキャリアを選択することをおすすめします。

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| 代表取締役社長 | 岩井 宏太 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県福井市栂野町第15号1番地2 |
| 設立 | 2005年4月21日 |
| URL | 株式会社ALL CONNECT |